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- 2011年、テレビを“拡張”するのはこの男たち――ARでメディアに新風を巻き起こす | 特集 | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉
『ジョジョの奇妙な冒険』は、川田さんと同世代、今の30代を中心に熱狂的なファンがたくさんいて、それぞれひいきのスタンドがありますから、実現したらすごいことになる。
川田 『ジョジョ』シリーズは来年30周年を迎えるので、それに合わせて「荒木飛呂彦 スタンド展」のような展示ができないか、企画しているところです。好きなスタンドで遊べますよ。
実は荒木先生は、携帯電話など、最先端のテクノロジーがあまり好きではないらしく、僕たちと会うときも「論破して、徹底的にダメ出ししてやろう」 と初めは思っていたらしいんですよ。でも、結局「すごく面白い」と言ってくださった。よかったですよ。荒木先生に「キミ、つまらないね」って言われたら、 立ち直れなくてAR三兄弟の活動をやめていたかもしれない(笑)。心配で前日はお腹が痛くなったほどです。
荒木先生はすぐにARの本質を理解されて、番組の撮影が終わった後で、「これでARのスタンドから現実の肉体にフィードバックできるようになった ら、この技術は完成だね」っておっしゃったんです。ARから現実に対して、五感のうち触覚などを通してフィードバックするというのは、これから僕らが本格 的にARで取り組もうとしていることですよ。
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