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- 2011年、テレビを“拡張”するのはこの男たち――ARでメディアに新風を巻き起こす | 特集 | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉
漫画に出てきた「スタンド」を現実で操れるシステムを開発
荒木飛呂彦先生は、大ヒット漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の作者として尊敬していますし、自分の作品にも多くの影響が見られると思います。この人から学んだことはたくさんあって、僕にとってそれが当たり前すぎて“忘れている”側面もあるんです。
例えば、荒木先生は作品間の「連続性」を大切にしている。作家によっては、一つの作品が終わると次の作品では全く異なる作風にチャレンジする方もいる。まるで以前の自分を否定するように。でも荒木先生は違う。『ジョジョ』シリーズでは「スタンド」(*)という特殊能力が登場しますよね。最新作では、15年以上前に描いたスタンドを登場させたりしている。僕らAR三兄弟も、作品ごとに試したり組み合わせたりする技術や素材は違うけれども、黄色いカクメットをかぶった3人が人前に出てパフォーマンスするのは同じですね。
* スタンド … 持ち主のそばに出現し、様々な超能力を発揮して、相手を攻撃したり持ち主を守ったりする。守護霊のような存在。
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